• 新しい技術と設備の
    導入検討を進め、
    カーボンニュートラルに
    貢献していく。

INTERVIEW

技術開発グループ

熊田 技太

  • 私が所属する技術開発グループは、新しい技術や設備の導入検討を行い、実際に導入すべきとなれば、それを実行していく役割を担っています。今までは、より燃料を少なく高効率に発電できる設備や、メンテナンス性を高める技術の導入が主な検討内容でしたが、近年はそこにカーボンニュートラルに貢献していくという大きな課題が加わりました。実際に当発電所は、数年前に燃料を重油からより低環境負荷な都市ガスに変更し、さらに2020年にはガスタービンの導入によりCO2の削減を実現しています。今後も設備の更新の際には、できるだけCO2を出さないように、発電設備を根本から入れ替えていくはずです。そして、このようなCO2削減施策は発電設備以外のありとあらゆる場面で挑んでいます。私が担当している、当発電所で純水を製造する際に堆積する汚泥を産業廃棄物として処理できるようにする乾燥設備の検討もその一つです。

    自分の果たした役割が、やがて
    大きな成果をもたらすことが予感できる。

    今までは燃やして汚泥を乾燥していたのを、発電所で発生する蒸気を使って乾燥させる。このCO2大幅削減につながる処理方法を実現するには新しい設備を導入しなければなりません。そこで基本的な技術検討から始まり、設備メーカーの選定、メーカーとの具体的な技術検討、サンプル汚泥によるシミュレーションへと段階を進めてきました。当初は先輩が主導していましたが、現在はかなりの部分を任されています。それに加えて、新しいガスタービンの導入検討にも関わっていく予定です。
    昨年に入社したばかりの私に、まだ一つの技術導入をやり終えたと言う実績はありません。でも、今の仕事が完了すれば、計算上でこれだけCO2排出が抑えられる、あるいはこれだけコストダウンできるということが分かっています。先の長い取り組みですが、新設備が完成した時の達成感は十分に予想でき、仕事が前に進むたびにわくわくしています。

  • 少数精鋭で発電設備全体を見るから、
    広範囲な技術が身に付く。

  • 当発電所のメンバーは約80名。この人数で、巨大かつ様々な発電機とその付帯設備の運転管理、さらに新しい技術の導入検討を行なっています。それだけに一人ひとりの役割となる業務範囲は広く、私も入社2年目ながら重要な案件を任されていると感じています。もちろんそこには必要となる技術の習得が欠かせません。若手社員への教育はしっかりしていて、入社当初は大学の授業のような座学が続きました。ここでは熱量の高度な計算方法など、今後の設備検討の仕事に不可欠な基礎的なスキルの数々をしっかりと身につけることができました。現在も仕事を通して先輩たちから指導される場面が多く、業務の中で揉まれながら成長しているという充実感があります。以上のように発電所の運営に必要な技術スキルを磨くとともに、今後はカーボンニュートラル社会を迎えるための技術にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

  • prof
  • PROFILE
  • (くまだぎふと)
  • 大学の理学部で物理を専攻。就活時にエネルギー関係の業界に興味を持ち、世界的な懸案事項となっているCO2問題の解決に寄与する仕事に関わりたいと考えて入社する。
    • 08:30
      出社
      メールチェックの後、昨日まで検討していた設備の内容を再確認する。
      09:00
      新設備の検討後、Web会議
      設備を変更した場合の全体効率を試算する。その後、メーカー担当者とWebで打ち合わせを行う。
      12:00
      昼食
      社食でランチ その後に休憩をとる。
      13:00
      メンテナンス手配
      午前に行った試算の内容を資料にまとめる。
      15:00
      上司と打ち合わせ
      上司に、メーカーと行った検討内容について相談し、そのフィードバックを元に資料を修正する。
      17:00
      帰宅
lifeinhere
  • ホームのアントラーズの試合を観戦し、
    自らも社会人チームでGKをしています。

    以前からサッカーが趣味で、茨城県出身の妻の影響で今は鹿島アントラーズファンです。鹿島スタジアムのシーズンチケットを持っているので、ホームゲームのほとんどは応援に行っています。また、友人から誘われて、自分でも守谷市に本拠を置く茨城県の社会人2部リーグのチームに所属しており、ポジションはゴールキーパーです。妻もそのチームのマネージャーなので、休日にチームの試合があると、夫婦で試合会場に向かいます。

INTERVIEW

仕事のこと、
神栖市のこと、
何でも
お聞きください。

CONTACT US

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせは
TEL 0299-96-4112

※事業者様の新規お取引については
「お問い合わせ」フォームよりお願いします。
電話でのご紹介はお断りさせていただいておりますので
予めご了承くださいませ。